こんにちは!ピョンコです。
朝から晩まで「イヤイヤ」、口を開けば「イヤイヤ」、むしろ「イヤ」以外の言葉を知らないのでは?と思わずにはいられない通称「イヤイヤ期」。
2歳ごろから発動する「イヤイヤ」ですが、ピョンコ家の長男くんは1歳半からその片鱗を見せています。早目にイヤイヤ期が来たんだから、もういいでしょ。落ち着いてくれ…という切実な願いは叶わず、むしろどんどんパワーアップしていくという…
このしばらく続きそうなイヤイヤ攻撃を乗り切るすべはあるのでしょうか?ピョンコは、これから来たる長男くんの反抗期に備えます!
どんどんパワーアップするのはなぜ?
嬉しいような、寂しいような、心境は複雑ですが子どもは日々成長しています。知識は驚くほど増え、思考力が発達したことに加えて体力もついていき、すべてがパワーアップしていきます。
泣くことも暴れることも体力が必要ですが、その体力が十分に備わってくる…考えただけでゾッとしますね。泣き疲れるまでの道のりは果てなく、途方に暮れている自分が思い浮かびます。
そして成長につれ言葉も豊かになり、口が達者になってくるでしょう。どこで覚えたのか、大人顔負けの言葉を使って反論してくることも。
とにかくあれもこれも「イヤ!」の一点張りから、自分が納得できなければ反抗するという変化が見られ、より高度なイヤイヤになるでしょう。
イヤイヤのレベル上げなんかしないでくれぇ~
次第に、言葉を理解したうえで注意されるとやらないか、反対のことをやり始めます。できることも「できない」と言い、やってもらいたがる姿も想像できますね。
この意図的な反抗はピョンコがイライラしてしまう要因の1つです。分かってんなら協力してよー!と心の中で叫びます。
知力・体力ともに育ち、自己主張がより強くなるのでどんどんレベル上げをされた「イヤイヤ期」は「反抗期」として変貌を遂げます。そんなのなくても良いのでは。と思うところですが、子どもの成長にとって大切な時期であり「第一次反抗期」など名前もついてる成長過程の1つです。
知ってる…大切なのは知ってるけど…ツライ!
イヤイヤ反抗期の予習ができる?
ピョンコはもう4人目で、なんだかんだ経験してきたので、ある程度は予測できます。何かのご縁で、このブログに訪問して下さったのですから、これから来たる反抗期に、一緒に予習をして挑もうではありませんか!
あれもこれもイヤ!と泣きじゃくり、しまいには暴れだしてしまうこともあるこの時期。子どもの地雷を踏むまいと先回りしてみても、大人には理解できないこだわりを発動させ事態は常に予測不能です。
しかし、この時期の謎のこだわりや手に負えない言動には、ある程度の特徴があります。その特徴から対策を練っていきましょう。
予習①自分の思い通りにしたい気持ち
これから徐々に自分でできることが増えていき、何でも自分でやってみたいけれど、まだまだ思い通りにできないことも多いです。
自分でやりたいという欲求と思い通りにできないという苛立ちが、泣きわめいたり、叩く、物を投げるといった癇癪をおこしてしまいます。
大人にもいますよね。物や人に八つ当たりする人。心の矛盾ってイライラしたりモヤモヤしますよね。
自分で鍵を開けたい、電気をつけたい、エレベーターのボタンを押したい、スイッチを入れたいなど、それらをうっかり大人が先にしようものなら泣きじゃくります。
トイレに行きたくて我慢の限界にきていても、玄関でたどたどしく鍵を開ける子どもを抱っこしたまま優しく見守るなんて偉業を成し遂げられるのも、ある意味では貴重な体験です。
鍵穴に1回で鍵を差し込めたら上出来ですよね。さらに差し込んだ鍵を逆方向に回すなんていつものことです。このまま限界突破してしまうのと、子どもから鍵を奪いギャン泣きされるのと、どちらが辛いか判断が難しくなってきます。
三女ちゃんの時はトイレ我慢の耐久レースが多かったなぁ~
こうしたケースで、もしもうっかり大人が先に手を出してしまい子どもが泣きわめいてしまった場合の対応を考えます。
まずは大人の環境を整える
この玄関の鍵のケースで、自身のトイレを優先させるため子どもから鍵を奪ったのは良いが、子どもがギャン泣きしてしまった時の対応です。まず自分のトイレを済ませるため、子どもには泣いていても安全な場所で待ってもらいます。もうね、対応する大人に余裕がなければ、反抗期の子どもの相手はできませんから。
気持ちの代弁をしてあげる
語彙が増えてきたとはいえ、自分の気持ちを上手く言葉にできないこともあります。「自分でやりたいのにママがやってしまったのがイヤだったんだね」など、その時の気持ちを代弁してあげると、子どもは気持ちを分かってもらえたと安心します。
ついでにその時のママの気持ちも伝えておきます。
やり直しをする
子どもの気持ちに寄り添い、受け止めただけでは落ち着かない場合、再び玄関に戻り鍵を開ける動作をやり直しましょう。やり直して子どもが納得できれば、解放されます。
そんな茶番が1日に何度も起こるイヤイヤ反抗期ですが、過ぎてしまえば笑い話になるので、あまり深刻になりすぎずに上手く付き合っていきましょう。
予習②こだわりたい気持ち
大人には理解できない強いこだわりを発動してくるのも、反抗期の特徴です。叶えてあげられることならまだ良いですが、物理的に無理なことまで要求してくる場合もあります。
子どもも段々と自分自身のことが分かり始め、したいこと・したくないこと、好き・嫌いがはっきりしてきます。そして自分がやりたいと思うことを止められたり、したくないことを強要されることに対して強く反発します。
お出かけの際に、推しキャラの仮面をつけてないとイヤだと、覆面レスラーのようなことを言い泣きわめいたり、なぜか靴を左右逆に履いて、そのことを指摘しようものなら逆ギレされ出かけるどころではなくなるなど。
また食べ物へのこだわりも強く、卵の黄身が黄色いのが許せない、ドーナツの穴が食べたい、折れたバナナを元に戻したいなど、無理難題に答えなければならないのです。
やりたいようにやらせてみる
服や持ち物にこだわりを見せた時、命に危険がなく周りに迷惑がかからない範囲で、1度好きなようにさせてみましょう。満足して、少し冷静になってくれるかもしれません。ピョンコはこのやり方が楽でした。
作用反作用の法則で、こちら側が強くでなければ反発も小さいはず…と思っています。
理解不能でも受け止める
キレイに皮をむいたリンゴをさらに「ちゃんとむいてー!!」と言われても、一旦受け止めます。残っていなくても「皮が残っているのがイヤなんだね」と気持ちの代弁をします。
とにかく子どもに寄り添う姿勢が大切です。その真摯に向き合う姿勢は必ず子どもに伝わります。大人の余裕を見せてあげましょう。
提案して子どもに選ばせる
したいことや食べたいものなどを2択にして、子どもに選んでもらうのも1つの方法です。子ども自身が選ぶので納得してスムーズに過ごせることがあります。
もちろん、どんな対策を講じても上手くいかないことは多々あります。そんな時ピョンコは心を無にして見守り、色々なことを諦めます。
しばらく頭脳停止で白目むいてます。
予習③寝ころびたい気持ち
イヤイヤ反抗期に定番の、気に入らないと寝ころんだり座り込んだりする行動は、時・場所・天候すら選びません。さらに誰が見ていようと関係なしです。
スーパーなどで買い物をしている時に、自分の欲しい物が買ってもらえないと床に寝ころがったり座り込んだりして、自分の要求を通そうとします。
抱き上げようとしたら、とれたてピチピチの魚のように体をよじらせたり暴れたり、または全身の力を抜いてみたりと、子どもの方も必死です。人目も気になる大人にとっては、とても困った行動です。
しかし、これもイヤイヤ反抗期だけに見ることができる、ある意味貴重な光景なので子どものダイナミックな自己表現を目に焼きつけておきましょう。
そしていつか家族団らんの時にネタとして話し盛り上がります。
また、屋外バージョンもあります。公園から帰りたくない時に地べたに寝ころがる、または座り込みます。雨の日だろうがおかまいなしです。泥だらけになった子どもの姿を見ると絶望的です。その後の夕飯の支度をやる気力なんて微塵も出てきません。
しかしこの絶望は、ほんのひと手間かけることで回避できるようになりました。
予め子どもと一緒にルールを決める
買い物をする前や公園で遊ぶ前に、子どもと一緒にルールを決めます。大人が一方的に決めたものは使えません。イヤイヤの餌食になります。
例えば「今日はお菓子どうしようか」と、子どもと一緒に考えてどうするかを決めます。買えないなら、その理由も説明します。子どもを納得させ、「じゃあ約束ね」となるまで話し合います。
公園の場合は「長い針がどこにきたら帰ろうか」や、帰る少し前に「あと何回すべり台したら帰ろうか」など、具体的な内容の約束ごとを子どもと一緒に決めます。
どうするかといった主導権を子どもに与えながらも、「ここまでね」というルールは前もってはっきりと決めておくことがポイントです。
約束したことは守らせる
約束は守るものだと教えます。子どもが泣こうが暴れようが、心を無にして感情的にならず毅然とした態度で接します。
これが1番難しいことなのですが、一貫性を持つことは、子どもも混乱しないので大切にしています。一貫した言動は、子どもとの信頼関係にも良い影響を与えるので頑張りどころです。
そうは言っても親も完ぺきではありませんからね…ピョンコは反省の日々です。
まとめ
いかがでしたか。イヤイヤ反抗期は子どもの成長過程の1つであり、やがて通り過ぎるもの。この時期の子どもは「自分でやりたい」という自我の育ちからくる欲求を、自力では成し遂げられず、また自分の気持ちを上手く伝えられず「イヤイヤ」という形で表現しています。
脳の中で感情をつかさどる前頭前野が未発達なので、感情を抑えることが難しく、少しずつ自分の気持ちをコントロールすることを学んでいます。
そして、まだ自分の気持ちしか分からず相手のことまで考えられないので、その時の感情のまま「イヤ」「キライ」「バカ」などと勢いで言ってしまいます。
子どもの感情任せに発する言葉を鵜呑みにせず、まずは気持ちを受け止めて寄り添うことを心がけているピョンコです。
自分は大切にされているということを実感するため、子どものやり方で大人を試しているのかもしれません。心の中で「今だけ!今だけ!」と自身に言い聞かせて、何とかやり過ごしましょう。
以上、ピョンコでした!
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