ハロー!ピョンコです。
どこからともなく沸々と湧き上がる怒りや悲しみ、気づけばイライラしているなどの負の感情や、考え始めたらキリがないノンストップのネガティブ思考。
おそらくは、お釈迦さまの境地に達しない限り、腹が立つ・イライラするなどの感情たちと、お付き合いをしていかなくてはならないだろう…。(できれば避けたい)
今回はピョンコが負のスパイラルに陥り苦しかった体験から学んだ『感情との付き合い方』をご紹介します。
この負の感情たちと上手く付き合う方法はあるのだろうか?というより、
ないと困る!!!!
そうです。ないと困るので、見つかるまで探しました。
どうして怒るの?怒りのメカニズム
まずは、腹が立つ・ムカつく・イライラするなどの『怒り』に焦点を当ててみました。
なんと本日はゲストの方に来て頂きました!ゲストの方どうぞ~!
オッス!おらアンガ!
あれ?どこかで見たことありますよ!黄金のオーラをしゅっわしゅっわとさせている、かの有名な怒りの戦士さんですか?
人違いだ!私はあなたの中の怒りの感情アンガです。
茶番はこの辺にして本題に入りましょう!
怒りは脳でつくられている?
さて、日々ピョンコたちの心の平穏を踏み荒らす『怒り』ですが、どこで生まれ、何の目的があってやってくるのでしょうか。
怒りが生まれる場所
脳科学の観点から探ると、『怒り』の感情が生まれるのは『脳』の中だそうです。大脳辺縁系という感情や本能を司る部分で発生しています。
怒りだけでなく不安や恐怖といった『情動』と呼ばれる感情がおきているときは、この大脳辺縁系が活発に動くことが分かっているそうです。
アンガさん大脳辺縁系の出身だったんですね~!惑星ベジータだと思っていました!
そうだ!私は野菜の名前をモジった輩ではない。
おっとこりゃ失礼いたしました!
一方で、発生した様々な感情をコントロールしたり理性的な判断や論理的な思考といったことを行うのが、大脳新皮質にある『前頭葉』と呼ばれる場所です。
つまり私たちの脳の中では、大脳辺縁系で生まれた瞬間からやんちゃな情動たちを、理性の前頭葉がなだめるといった構図になります。
クラスの中でモテモテのツートップ男子みたいな関係性ですね。(やんちゃ系と知的メガネ)
怒りの目的とは
『怒り』は動物にも備わっているごく自然な感情で、敵に襲われたとき、身を守るために反撃するか逃げるかを実行するために発生し、生存するために欠かせないものです。
よって、怒りの発生自体を防ぐことはできないと言えます。
怒りは生き残るための本能で必要不可欠なものであり、またその感情をもつことは生物として当然のことだったのです。
アンガさんは、ピョンコを陥れる目的があったんじゃないんですね。
当たり前だ!君の中から生まれたんだから君を守るために決まっているだろ。
でも疲れるんですよね~アンガさんエネルギーが大きいからぁ。ピョンコもうすぐアラフォーなんで。
アラフォーなら私をコントロールしてみろ!ばかもんが。いや待てよ、(ピピッ…)戦闘力…たったの2か…ゴミめ…
スカウターだよね⁉持ってるんだね⁉え、ピョンコは2…!地球人としては良いんじゃないかなぁ!(ポジティブシンキング)
怒りは第二次感情?
さらに怒りについて掘り下げます。
怒りは第二次感情と言われていて、その前段階に、つらい・不安だ・疲れた・嫌だ・寂しい・悲しいなどの第一次感情があり、それらがあふれると怒りになるようです。
通常形態からのぉぉぉスーパーピョンコだぁー!!
楽しいのは分かるが、もう止めるんだ。恥を知れ!くそぅ。何をモタモタしている前頭葉!お前の出番だろうがー!前頭葉ぉぉ
前頭葉はすぐに働かない?
様々な第一次感情を経て、第二次感情の怒りが爆発してしまったら、今度は理性や知性を司る前頭葉の出番です。
前頭葉は常に感情をコントロールする役割を果たしているのですが、アンガさんが呼びかけてもすぐには対応できないのです。
前頭葉が本格的に働き始めるまでにかかる時間は
3~5秒程度
と考えられています。少し多めにみて、6秒の時間稼ぎができれば、怒りの衝動に任せて取り返しのつかない言動をしてしまうことを防げますね。
怒りを感じた時の対処法
ではムカッときた時に、前頭葉が活性化するまでの6秒の時間をどうやって稼ぐかを考えます。
会話の途中や、誰かと一緒にいる時に怒りを感じた場合ピョンコがしていることは
- 相手の言葉を繰り返す
- 「そうですね…」などと受け流す
- その場を離れる
- ゆっくり息を吐く
- 飲み物を飲む
- フリーズする(※急にどうした?という空気になるのであしからず)
- 目を閉じる(※急にどうした?という空気になるのであしからず)
など、とにかく他のことに意識を向けて6秒間を稼げば、感情を落ち着かせることができます。
怒っている=守っている
身を守るための本能として生じる怒りの感情は、いわば防衛の感情であることが分かりました。
人は、怒ることで何かを守っているのです。
それは価値観であったりポジションであったり、自尊心であったりと、その人の大切な何かを守っているのだと考えると、以前とは違った世界が見えてきます。
視点を変えることで今まで見えなかったものが見えるようになり、気づきや学びが増えます。
ピョンコは負の感情に向き合い考察することで、怒っている自分や他者の気持ちに寄り添えることができるようになりました。
まとめ
いかがでしたか。ふざけているようで、至って真面目に考えているのだとご理解頂けたでしょうか。
怒りという感情が発生することはとても自然なことで、それ自体を防ぐことは難しいが、前頭葉が活性化するまでの時間稼ぎをすることでコントロールすることができます。
アンガさんの登場で内容に集中できなかったかもしれませんが…
自分自身と対話をする
という方法で負の感情に向き合うと、少し冷静になり自分を観察できるようになります。
そして考察を続けることで、感情の理由や理屈を知ることができ、脳は納得します。
冷静で知的な機能をもつ私たちの脳は、納得できると安心するそうです。
これからも付きまとうであろう負の感情たちと上手く付き合っていくには、まずはそれと向き合う時間が必要だと思いました。
イラッとした時、あ~なんかイライラする~などと、気持ちを実況中継しても落ち着きますよ。
以上、ピョンコでした!
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