こんにちは!ピョンコです。
突然ですが、みなさんはお子さんに砂遊びをさせていますか?ピョンコ家は4児とも砂遊びが大好きです!
実は「遊びのすべて」がある砂場。ひとりでも大勢でも楽しめて、子どもの心と体だけでなく脳の発達を促す効果もたくさんあるそうです。
そんな一石二鳥…いや、一石三鳥にも四鳥にもなる砂場遊び。子どもが砂場で学べることは何でしょう?そして、何歳から遊べて何に気を付ければ良いのでしょう?
砂場遊びを始めるきっかけ
ピョンコ家の場合ですが、現在は4人目の子どもで砂遊びをさせることに対するハードルは随分下がりましたが、第1子目の長女ちゃんのときは、砂遊びに抵抗がありました。
なぜなら、衛生面が気になるし、砂を食べちゃうし、服が汚れるし、爪に土が入ったら取れにくいし…とにかく気になることが多くて手が出ませんでした。
そんなピョンコの気持ちとは裏腹に、長女ちゃんは砂に興味津々で、散歩中にかたい地面を掘ったり石ころを集めたりしていました。
可愛い可愛い我が子が興味を持っているのだから、砂場遊びをしてみようかな。と、重い腰を上げたのが砂遊びの素晴らしさに目覚めたきっかけです。
砂場遊びで気を付けることは?衛生面は大丈夫なの?
ピョンコがまず気になることは、大切な子どもを遊ばせる際に外せない安全面や衛生面のチェックです。目に入れても痛くない我が子の健康が害される、またはケガをするなんてことは絶対に阻止したい!
さらに手や服が汚れて掃除や洗濯が大変になるのは避けたい!だから砂遊びはちょっと…と尻込みしてしまう保護者の方も多いかと思います。(ピョンコもその1人です)
しかし、心・体・脳の発達にとってメリットだらけの砂遊びを体験させないなんて、実はすごく勿体ないことだったのです。それぞれの対処法を用意して、不安を解決していきましょう。
汚れてもいい服を着る
どうしてもキレイを保とうとして服や手につく砂を幾度となくはらっても、その努力は虚しく手や服は汚れ続けます。そして一緒に砂場に入る大人の服も、もれなく汚れます。
どこかで諦めましょう。ピョンコは早い段階でキレイを諦めました。子育てにおいての諦めのスピードは年々速度を上げています。砂場に限らず子どもと遊びを共有すると、服は汚れますので、初めから汚れても良い服装で挑みましょう。
子どもには砂遊び用のプレイウェアを着せてみても良いかもしれません。子どもも大人も汚れても良い服を着て、のびのびと楽しんで下さいね。
砂場に危険なものが混入していないかをチェックする
砂場にタバコの吸い殻やガラスの破片、動物のフンなど、子どもが触れると危険なものが落ちていないか、あらかじめ大人の目でチェックしましょう。
そして、できるだけ子どもと一緒に砂場に入り、手を差し伸べられる距離にいてあげると、遊びの最中に危険なものが出てきてもすぐに取り除けるので安心です。このときのピョンコの反応速度は速すぎて目に見えない程です。(気のせい)
砂を食べてしまわないように気を付ける
ピョンコも調べるまで知らなかったのですが、砂の中の雑菌は流水ですすぐだけで十分に洗い流せるので、触れる分にはそれほど神経質になる必要はないそうです。
なにも知らないという状態は、自分の中で不安がどんどん膨らんでいくので必要以上に恐怖を感じてしまいます。正しい知識を持つことで、不安を減らすことができるので、適度に情報収集をすることも大切です。
ですが、砂で汚れた手を口に入れたり、洗い流さずに何かを飲んだり食べたりしないように注意しましょう。体内に入っても無害というわけではありませんので…。
年齢によって遊び方が変わる?砂場で学べることは?
年齢ごとに遊び方や発達の違いがあるので、ご参考までに。
初めての感触におっかなびっくり?0歳児
お座りが上手にできるようになったら、0歳からでも砂場に連れて行くことができます。とはいえ何でも口に入れてしまう時期でもあるので、注意深く見守る必要があります。
また、初めての砂の感触にびっくりして泣いてしまう子もいるかもしれません。ピョンコ家の長男くんは砂がつくのを嫌がりました。砂がつくと、手の平をピョンコに向けて、何とかしてくれと言わんばかりに泣いていました。
赤ちゃんの成長や興味を示す時期には個人差があるので、無理せず赤ちゃんの様子に合わせて砂遊びを始めるのが良いと思います。
ちなみにピョンコ家の長男くんは、砂の第一印象は最悪から始まりましたが、歩き始めた頃に砂に興味を持ち始め、地面に這いつくばって砂を味見するほど愛しの存在になっています。(正直なところ味見はやめてほしいです)
そして0歳児は感覚的な遊びが中心で、砂に触る・座る・立つなど、砂との接触を通して環境と自分の体の関わりを学び、その学びの過程で、『嫌い』から始まってしまっても徐々に興味の対象に変わってくこともあるので、気長に見守っていきたいですね。
なにせ体中の感覚がぐんぐん育つ時期なので、砂の質感や温度を体感するだけでも感覚が育ちます。色んな体験をすることが、きっとその子にもあなたにも良い影響を与えてくれるので、挑戦してみて下さい。
砂より道具が気になる?1歳児
1歳児の砂遊びは、砂よりも「モノ」に興味を示します。スコップなどの道具に触っている時間が圧倒的に多いです。砂が置いてけぼりです。
始めのうちは道具の使い方がぎこちなくて、大人がついつい口や手を出してしまいそうになりますが、自分で工夫をして「モノ」を道具として扱うことを学ぶチャンスなので、グッとこらえて見守りたいですね。
子育てで頻繫に出てくる、この『子どもの成長のために優しく見守る』ですが、これが難しい!ピョンコはせっかちなので、きついです。できてる大人を尊敬します。
それから、是非お子さんの隣に座り一緒に砂で遊んでみましょう。思わず童心にかえり、こちらの方が夢中で遊んでしまうかもしれません。
子どもは大人の真似をしながら、試行錯誤をくり返して自分の力で道具を使えるようになっていきます。
また、手に砂をかけてあげるなど「サラサラの砂が気持ち良いね」と、子どもに心地よい刺激を与え感覚を共有することも良い体験になります。
なんにせよ子どもと一緒に楽しむことで、砂場遊びがより良い体験となり、成長・発達の効果も高まります。さぁみんなでレッツ砂遊びー!
遊びが無限に広がる⁉2歳児からその先
年齢が進むと、学びはさらに広がりをみせます。2歳児になると砂に直接触る時間も増え泥団子づくりや、砂を山や川に見立てて遊び始め、頻繁に手指を動かし砂の変化を楽しみます。
手の指先は『第2の脳』とも言われるほど神経が集中していて、指先への感覚が脳を刺激して発達を促します。ピアノが脳に良いとよく耳にしますよね。
さらに年齢が進むと、砂場を舞台に、ごっこ遊びをしたり一緒に山やトンネルをつくったりと、自分以外の人との関わりの中でコミュニケーション力も高まります。
また子ども同士で道具を貸し借りしたり、遊ぶ順番を守ったりする中で社会のマナーやルールを学んでいきます。
もちろんケンカをしてしまうこともありますが、これも社会性を身につける大切な経験の1つです。こうした活動を通して、思いやりの心や協調性も育まれます。
最近は知能指数(IQ)より、この心の知能指数(EQ)を重要視する人が増えてきていますよね!
さらに、足場の悪い砂場で立ったり座ったり、重さのある砂を運んだり、穴を掘ったり砂を積み上げたり、つくったものを壊さないように扱うなど、体力とバランス感覚、力加減までも学ぶことができます。
砂場には遊びが無限にあり、自由な発想で好きなように遊ぶことができるので、子どもの発想力や創造力はぐんぐん養われていきます。
コロナ禍での子どもの遊び方は?
砂場遊びの魅力をこれでもかとお伝えしましたが、ここで気になるのが現在も世界をザワザワさせているコロナ禍において、外へ出かけることが難しい状況にある中での遊び方を提案します。
人が少ない時間帯や場所を選んで遊ぶ
もうすでに実践済みの方も多いと思いますが、ピョンコ家は人が少ない時間帯や、あまり人気のない場所で遊ぶようにしています。
先に利用者がいた場合は、その場所や遊びを断念します。健康を守ることも大切ですもんね。早く安心して存分に遊べる日常が送れることを願います。
室内でできる砂遊びがある⁉
あります!室内でできる砂遊びがあります。ピョンコは、なるべく掃除をしたくないので、我が家はベランダで遊びましたが、室内用の砂遊びセットがあります。
この室内で使える砂遊び用の砂は、しっとりとした肌触りで砂が飛び散りにくく、水溶性なので服や髪についても水で洗い流せます。この砂の感触は、ふわふわしているけど、しっとりしていてとても面白いので大人もつい触りたくなります。
まとめ
どうでしたか。砂遊びは、子どもの心・体・脳の成長や発達を促し、創造力・コミュニケーション力・社会性などを育てる、さらに子どもと一緒に遊ぶことで体験を共有できるなど多くのメリットがあります。
もちろん不安もあると思いますが、安全面・衛生面にしっかりとした対処法を用意して、是非お子さんと一緒に砂遊びに挑戦してみて下さい。
以上、ピョンコでした!
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